野菜農家さんの冬作業
投稿者:堀内愛 |
3月の頭に、受入農家の橋本さんに冬の農作業を見せてもらいました📷
温床を使って、今後植えていく苗を育てているところでした。
もみ殻・米ぬか・落ち葉・藁・ヤギの糞・くず豆を重ねていき、
ヨーグルトやドライイースト・ブドウの皮・酵母菌・納豆菌・糖蜜を入れた水を加え、
微生物の働きによって発酵させるそうです。
↓いろいろな菌が混ざった液体
発酵が進むと温床は50℃位まで上がり、30℃位に落ち着いたころに温床として使用します。
撮影に伺ったときはネギを育てていましたが、温床からの湿気でカメラがすぐに曇ってしまうのと
メモを取るのに必死で撮りもれました💦
ネギの後にはアスパラやトマトを育てる予定で、寒さに強い順に育てていくとのことでした。
いろんな材料を混ぜて作っていますが、ほとんどが家にあるもので、
ヨーグルトなども1パックしか使わないため、意外とコストは掛からないと話してくれました。
また昨年使った温床は、今年ポットに入れて培養土として再利用しているそうです。
その後は少し場所を移動して、今年度から導入予定の試作品の動きを見せてもらいました。
作業が効率よくできるように試行錯誤されていて、農家さんの仕事の幅広さを感じました。
冬は確定申告と、1年の振り返り・改善に取り組まれている農家さんが多い印象です💡
~おまけ~
お話を聞いている、あっという間にきれいに束ねられたロープ
農家さんの手際の良さは見惚れてしまいます。