草刈は難しい

初夏から秋にかけて、作物と同じく雑草もぐいぐいと伸びます。草刈といえば、鎌やホームセンターで売っている刈払機をイメージしますが、果樹園では乗用草刈機に乗って草刈りをします。

字のとおり人が乗ります。ゴーカートです。ブレーキはありませんが、あとは車と同じなので慣れれば運転そのものは難しくありません。

この畑は桃です。外側から左回りで渦巻きを描くように草を刈ります。畑を周回するだけなので簡単なようですが、実は頭も神経も使うのです。机上では同じ箇所を2回通ることはないのに、私は5回も通ってしまいました。折り返し、Ｕターンの運転が下手くそなために刈残しが出るためです。それと、草に隠れて切り株や枝を支えるつっぱり棒が落ちていることがあるので、注意を払わなければなりません。草刈ひとつでも、効率よくやるのはなかなか難しく感じています。